[教養試験]消防士になる!採用試験合格のために
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消防士になるには採用試験を受ける必要があることはわかったけども
教養(筆記)試験に受かるためには具体的に何から始めればいいの?
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二つの自治体で消防士としての勤務経験を持つジジがこの疑問にお答えします!
消防士は体力勝負!と思っている方も多くいますが、まずは教養試験で足切りされないようにしましょう。
多くの自治体では教養試験の結果をもって次のステージ(体力試験・小論文)に進みます。
また一次試験としてそれらを一括りにしているところでも、
「教養試験の得点が一定の基準に満たない場合は不合格となります。」としっかり明記している自治体もあります。
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ということは?
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体力試験が満点でも、教養試験(筆記)が悪ければ合格には届かない!!
バランスよく取り組むことが大事です。
では順を追って教養試験の攻略にうつっていきましょう!
教養試験って実際はどういうもの?
自治体により多少の差異はありますが、
問題数:50問ほどの択一式(示された選択肢から一つを選び回答する)
試験時間:120分
というのが一般的です。
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教養試験は知識分野・知能分野の二つに分けられ、出題数はおおよそ半分程度ずつです。
勉強に取り組むにあたりまず攻めるべきは知能分野からです!
それでは知識分野・知能分野がそれぞれどういったものか例題を交えて見ていきましょう
知識分野とは
その名の通り公務員に必要な知識と教養を問う問題のことです。
上記はあくまで例題なので、実際にはこんな簡単な問題はでませんが
知識分野とは、考えてわかるものではなく、その人の知識を問われるもの。
つまり知っていないと正解できない問題です。
その中身も多岐にわたり
世界史・日本史・地理・思想・文芸 からなる人文科学
数学・物理・科学・生物・地学 からなる自然科学
法律・政治・経済・社会 からなる社会科学
現在の社会情勢などを問われる時事からなる時事問題 などなど
つまり、皆さんが今まで中学、若しくは高校で習ってきたことのすべてを
新たに復習しなければならないのです…
知識分野を極めようと思えばかなりの時間・労力を必要とするのがよくわかるかと思います。
知能分野
対して、知能分野とは問題の中に回答に必要な情報がすべて与えられている
考えれば答えにたどり着ける問題です。
ただ冒頭にも書いたように全50問、試験時間が120分とすると
単純計算で1問あたりにかけられる時間は約2分30秒ほど
考えれば回答にたどり着けるとはいっても、時間的要素を絡めて考えるとかなりの難易度になってしまいます。
ただし!
公務員試験で出題される知能分野の問題はそれほど出題パターンが多くありません。
知能分野の出題形式は主に下記の二つに分けられますが
文章理解には個人のセンス、英単語や古文の知識も求められるため、まず取り組むべきは数的処理です。
数的処理は事前に繰り返し問題に取り組むことで、パターンを理解、暗記し正答率をあげることや解答時間を短縮することが容易にできます!
試験時間が120分と聞くと長く感じますが、数々の自治体を受験した私の経験上時間が余るということは1度もなかったです。
数的処理を効率的に解き、いかに時間を節約し他の問題に余裕をもって取り組むかが合否を分ける一つのカギになってきます。
消防士を志したならばその日から下記に紹介している参考書等を使い、早め早めに取り組んでいきましょう!
まとめ
知識分野→暗記していないと解けない、また覚える範囲も膨大で準備に時間が多くかかる
知能分野→考えれば解ける問題、パターンを覚えることが重要
試験で効率よく点数を稼ぐためには知能分野を最優先で取り組む!
特に知能分野の数的処理はパターンが少なく問題をこなせば解答パターンが理解できるため、
早期から繰り返し取り組むことが大事!
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次回からは各分野の勉強方法をより細かく見ていきましょう!